IgG4関連疾患の患者さんが利用できる医療・福祉の支援制度

医療費が高額になってしまう患者さんの経済的負担を軽減し、治療の継続を可能にするために、さまざまな支援制度が設けられています。ここでは、IgG4関連疾患の患者さんが利用できる可能性のある代表的な制度として、「高額療養費制度」と「難病医療費助成制度」について、ご説明します。
IgG4関連疾患の患者さんでは、高額療養費制度と難病医療費助成制度の両方を利用できる方と、高額療養費制度のみ利用できる方がいます。

利用できる医療費助成制度のフロー図
  1. *1 ステロイド治療依存性あるいは抵抗例で、治療しても臓器障害が残る(ご自身の状態が該当するかは、主治医の先生にご確認ください)。
  2. *2 1ヵ月(月の初めから終わりまで)のIgG4関連疾患の医療費総額が33,330円を超える月が年間3回以上ある場合は、軽症高額該当となり、難病医療費助成制度の対象となる可能性があります。

1、2)より作成

  1. 厚生労働省. 高額療養費制度の見直しについて(令和8年8月診療分から)
    https://www.mhlw.go.jp/content/001726232.pdf(2026年7月現在)
  2. 難病情報センターホームページ(2026年7月現在)
    難病情報センター. https://www.nanbyou.or.jp

「ステロイド依存性、またはステロイド抵抗性」の定義については、こちらをご覧ください。

制度利用による自己負担軽減(イメージ)

まず、高額療養費制度による給付が行われます(下の図の)。
次にその残額に対して、難病医療費助成制度による助成が適用されます(下の図の)。

高額療養費制度のイメージ図
  1. *3 難病医療費助成制度の対象になると、医療費を3割自己負担している方は自己負担割合が2割になります。75歳以上の方など、申請前の自己負担割合が1割だった方は、申請後も自己負担割合は1割のままです。

1、2)より作成

  1. 厚生労働省. 高額療養費制度の見直しについて(令和8年8月診療分から)
    https://www.mhlw.go.jp/content/001726232.pdf(2026年7月現在)
  2. 難病情報センターホームページ(2026年7月現在)
    難病情報センター. https://www.nanbyou.or.jp